おいしいひととき

株や投資信託についての情報を発信中。メインコンテンツは平日5時半頃更新の株日記です。

投資先の究極の理想は圧倒的独占企業。他が真似できない技術を持つ企業に投資せよ

   

競争とは負け犬がするものだ
この言葉はペイパルマフィアで有名な起業家・投資家ピーターティール氏の言葉です。

ペイパルマフィアとはあの電子決済サービスのペイパルの創業者たちの総称であり、
その出身者にはスペースX創業者のイーロン・マスク氏やyoutube創業者など世界を変え続けている天才たちが多くいます。
ピーターティール氏はそのペイパルマフィアのボスとして有名です。

また、facebookの初の外部投資家としても有名であり、
50万ドルの投資から10億ドルの利益を出しています。
莫大な利益を上げたことも驚きですが、当時無名にも近いfacebookに50万ドルも投資してしまうところもすごいですよね。

そんな彼の投資先の基準は単純明快。
この世界に新しい価値を生み出すもの。つまり0から1を作れるものです。

photo credit: St. John's International School Meet via photopin (license)

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アメリカはもともと競争社会

アメリカは元々、競争社会です。
他の国より歴史が浅く、移民による開拓から始まったアメリカですので競争することによって開拓は成り立っていたと言っても過言ではありません。
あの広い土地をどうやって開拓していったかというと、やはり人々を競争させやる気を出させることで効率をよくさせました。
「自分で開拓した分は自分のものになりますよ。早いもの勝ちですよ」と。

「競争とは負け犬がするものだ」というと、
それまでのそういった歴史を否定するとも取れる発言ともとれますが、
それは今と昔では環境が違うということなのでしょう。
開拓が終わってしまえば、もらえるものがもうないわけですから今までとは同じようにはいきませんよね。

それがまさに今の時代なのでしょう。
限られたパイを奪い合って競争するのは今の時代に合わないということでしょう。

競争は本当に必要なのだろうか?

競争は成長に必要なものだ、となぜか僕たちは自然に受け入れてしまっています。
たしかに競争し合うことでお互いを高めあうことができることもあります。

ただ最近は競争にフォーカスを当てすぎることで本来の目的を見失う可能性が高くなってしまうのでは、と感じています。

例えば、牛丼チェーンの吉野家・すき家・松屋の価格競争は皆さんご存知だと思います。
最近はようやく落ち着いたように見えますが一昔前は値段の安さを競い合って壮烈な競争が繰り返されていました。
吉野家が値段を下げると、それに対抗してすき家・松屋も値下げ、、といった感じにです。

しかしその一方で値段が安くなることによってどこかで帳尻を合わせなくてはいけないんですよね。

  1. 牛丼の値段を下げる
  2. 収益が減る。採算が合わなくなる
  3. コストを下げるべく、食材は質が悪くても安いものに(例えばの話です)
  4. もしくは人件費のカット。3人で回していたものを2人になる。

そうなってくると値段は安くなっても味が落ちたり、サービスが悪くなったりとどこかで影響が出てきます。

僕たち消費者からすれば値段が安くなることは一見嬉しいことです。
しかし企業側から見ると値下げは収益が悪くなり業績は悪化してしまうこともあります。
そこで働く社員の給料も下がってしまうかもしれません。
そうするとその従業員(その家族)たちは消費を抑えたり安いものを欲しがります・・・。
その繰り返しで僕たちの働く企業にも影響がでて、収入は低下していくかもしれません。
例え安くても食費を削り牛丼を食べる人も減ってしまうかもしれません。

本来は収益を上げることも目的としていたのに本末転倒となってしまいます。
経済全体の動きで見ても値下げ競争は良いこととも言えません。

極論ではありますけどね。
例え景気が良くなっても給料が増えなかったりしますから。

こういったことはより安いものをついつい求めてしまう僕たち消費者にも問題はありますが、
他の戦略を見出せず価格にばかりフォーカスをあてすぎた企業の責任が大きいです。

企業間の競争にはメリットは少ない

今の時代、企業同士で行う競争にはメリットはあまりないとも言えます。
限られたパイの中から取り合うだけですから。
先ほどの牛丼でいうと価格を安くすることで競争し、他の企業のリピーターを奪い合ってるだけですよね。
そんなの一時的に収益が上がるとしても長い目で見れば利益は少なく愚策と言えます。

それよりも他の企業が真似できない圧倒的独創的な技術で勝負し、新しい市場を開拓することが価値を見出せる唯一の道だと言えます。

競争より独占を。
コピーではなくオリジナルを。
まさにZERO to One。
0から1へ。

僕はこの考えをピーターティール氏から学びました。
僕もピーターティール氏が無名のfacebookに投資したように、この世界に今後価値を提供できる・必要だと思える企業に投資していきたいですね〜!

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